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西国33札所
 
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西国第二十九番札所 松尾寺 長老 松尾心空

悠久千三百年 青葉山に祝賀の秋(とき)来る

 開山、威光上人、松の大樹の下に馬頭観世音菩薩御感得の日より、悠久たり千三百年、茲に今年十月一日を期して七十七年目の本尊開帳法会の日を迎えます。
 若狭 ・丹後にまたがる霊峰馬耳山の松の緑いよいよ鮮やかに、樹の間を縫う清風、ますます涼やかに、霊威満山に溢ちて、悠久の慈光四辺に洽ねく、慶賀の念い更に昂まる思いであります。
 有縁 の方々、何卒御参拝たまわり、「善の綱」を手にして、観音様の御利益にあずかってください。
 ただいまのこの一挙手一投足も観音様が我等の生命に与えてくださった感謝の一刻であることを確かめましょう。
 何卒、一年間の開帳の間、御参拝くださり慈光に浴してくださいませ。

松尾寺開創千三百年記念奉賛会 会長 河田友宏

 松尾寺様には此度めでたく開創1300年をお迎えになられました。 当寺は、西国二十九番札所として全国に知られている名刹です。
地域文化のバックボーンであり、私達の心のふるさとでもあります。この松尾寺様の慶事にあたり、地元有志相寄り、奉賛会を結成されました次第です。広く関係の皆様のご指導ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

日時・場所未定 仁王像解体修理記録映画とジョイント講演会
毎月一回開催(予定)
法話と靜坐の会

 

 今回の法要に臨みましての眼目は収蔵庫(宝物殿)の建設でありますが、東京・京都・奈良各博物館に寄託しております国宝や重要文化財を返還して、いわゆる故郷帰りしていただき、合わせて最近鎌倉時代作と鑑定された仁王像二体も収めて拝んでいただくことを祈願しております。
 特に仏画「普賢延命菩薩像」は、舞鶴市唯一の国宝で、九百年前、鳥羽天皇行幸の際、寄進されたと伝えられています。
 この法会を成功させるべく「松尾寺開創千三百年記念奉賛会」を開設いたしました。
 つきましては、収蔵庫建造に要する一億二千萬円をはじめ、本堂の荘厳、仁王像の解体修理、境内の整備等、相応の出資が見込まれます。
 千載一遇の法縁に連なり、各家の御法幸のいや益すことを祈願していただける開帳の御縁に、何分ともにお力を貸していただけますよう、伏してお願い申し上げます。


松尾寺開創千三百年記念奉賛会趣意書 PDFファイルダウンロード(848k)

事業計画概要・募金要領・寄進状 PDFファイルダウンロード(640k)

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